メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2022-07-27から1日間の記事一覧

月島が鯉登に精神的に救われたのはわかりやすい。でも鯉登は鯉登で、もし列車の中で月島が死んでいたら、何年か後に中央とのやり合いが一通りすんで落ち着いたあたりで、さっきまで普段通りだった鯉登中尉が突然海で水死体になっているところを発見されると…

調べてみたら、陸軍大学校やそれと同等の学校には行かず、隊付将校の道を選んで中将の地位にまで昇った軍人も数は少ないがいることがわかった。鯉登はこのルートのがそれらしい気がする。このルートの軍人は無天組と呼ばれるけどそういうところもそれらしい…

鯉登と月島は当人同士が対等な関係とか特に目指していないのに、結果的に釣り合いが取れるところにうまく落ち着いたのがかえって前向きだと思う。貸し借りとか考えていないけど、お互いにお互いを思いやって、助けて、助けられている。これから生涯をほぼ共…

集団主義と個人主義の対立ってのは概念的な部分が大きい。最強の個人主義国のアメリカが国家という集団としても最強だし。集団主義は全体主義ではない。

杉元は大泊で白石にお前は守るものができたと思い込んだせいでショボショボくたびれ男になったと怒られた。それとは反対に鯉登は守るべきものができて背筋を伸ばし、強くなれた。 杉元は個人主義の正しさを体現するキャラだ。相棒のアシㇼパはもちろん、白石…

鶴見と杉元のバトルパートは雑誌版からなぜか機関室に歩兵銃が用意されていたり、前照灯に南部大型自動拳銃が隠されていたりした。勢いで気にならなかったけどよく考えると不自然というか説明不足ではあった。加筆によって機関車本体に銃の準備をしたタイミ…

戦いこそが自分の生まれてきた意味だとわかった、もう戦いの中で人生を終えてもいい、が根底にあるのが拐誘事件解決から土方戦までの鯉登で、戦いこそが自分の生まれてきた意味だとわかった、自分は部下たちみんなやこれから背負うもっと沢山の誰かのために…