メモ帳用ブログ

色々な雑記。

あだち漫画が思わせぶりと言われやすいのは、心情や照れくさい気遣いをセリフで明言しない(演出では語りきっている)のと、本当にかなりいきあたりばったりに展開を進めているそうだけど、重要な部分の辻褄を合わせるのがうまいから、どこまで計算なのかが傍から見て読みきれないのとの、合わせ技だと思う。例えば、タッチの吉田もあくまで転校までのエピソード限りのキャラとして出したそうだけど、リサイクルの再登場がうまくいったパターン。大山監督と南郷の過去に何かあったようなのも、回収される前提のフリとして見るか、あくまでそれ風のただのギャグとして見るかで印象は変わる。自分は後者で、もし連載中にいい案が思いついたらリサイクルされるかもくらい。