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ゲッサンのインタビューのタッチはアニメが先に終わったというのはあだち先生の記憶違い。タッチは漫画の終了が1986年11月で、アニメの終了が1987年3月。でも予定している最終回の内容を連載中に聞かれて、知らねーよってなったというのは本当なんだと思う。アニメの制作期間的に、アニメの方が先に最終回の作業に取り掛かっていてもおかしくはない。孫引きで申し訳ないけど、当時のアニメージュで杉井ギサブロー監督は、「原作は連載がのびてしまって、あだち充が当初に考えていたのとは違うラストになってしまった。ＴＶの『タッチ』最終回は、最初に予定されていたラストにするつもり」と語ったのだそう。アニメ版の最終回では達也が南に電話で告白する。ただ、自分は連載作品は予定から変わった部分も含めてその作品だと考えているし、達也が自分のスタート地点を確認する準備のために住友里子とグダグダするところも含めて漫画のタッチが好き。コンパクトにする判断をしたアニメもアニメのタッチという作品として正しい。
