メモ帳用ブログ

色々な雑記。

直線的な面白さやエンタメ性っていうのは、一度インフレするともう元には戻れない。インフレバトルの極致として揶揄されることも多い『ドラゴンボール』だけど、下手に流れに逆らわずにまっすぐ進んだ結果、あれだけ世界中で人気のコンテンツになれた面は確実にある。悟飯を主人公にしてのハイスクール編では本来鳥山明先生が描きたかったノンキな日常生活が展開されるが、評判が悪くて早めに終わらせることになり、主人公も悟空に戻る。序盤の少年悟空主人公での冒険パートもあまりアンケートが良くなく、人気が出たのは担当と相談してバトルものに転向してからだったという背景がある。世界的に人気があるのも、アニメではバトルものに転向してからの部分にあたる『ドラゴンボールZ』だという。