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色々な雑記。

仕事をした人間は自分の仕事に責任を持てという考えは古代からある。

228.1-ク『古代バビロニアの歴史』 「V.ハンムラピの法規集と後期古バビロニア時代」に記述あり。
p.230 自分が建てたものの出来栄えに責任があり、もしもその建物が倒壊して誰かが被害を受けたときには、建築技師は償いをしなくてはならなかった(228~233条)
家が倒壊してその所有者が死亡したときには、報復の原理に応じて建築技師は殺されることになっていた(229条)
死亡者が家主の息子であったならば、建築技師の息子も命を失うはずであった(230条)


ただし同害報復で有名なハンムラビ法典だけあって今の目からすると過激すぎる刑罰だ。ビールに混ぜものをして売ったりしても溺死刑に処されたそうだ。