メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2021-03-15から1日間の記事一覧

日月同错はエピソードごとに独立したテーマがある作品でなく、エピソードが進むごとにテーマを掘り下げていく作品だ。だから1つのエピソードの受け取り方がおかしくなるだけで、作品全体の受け取り方がおかしくなってしまう。

功利主義は名前どおり利点の多い思想だけど、「最大多数の最大幸福」は全体主義と結びつきかねない危険性もある。功利主義を突き詰めると、思考実験の臓器くじ(くじに当たった1人がドナーとなって複数の移植を必要とする患者を救う)のような問題も出てくる…

黒山村のエピソードは子どもたちに未来を、未来と進歩は素晴らしいみたいなオチになるのに、子どもたちがただの舞台装置にしかなっていない。まるでプログラムされた反応しかしないゲームのモブキャラみたいだ。だから意識高い系の話として見てもイマイチ。 …

段星煉の感想から判断するに、黒山村のエピソードから得るべき教訓は、運命は残酷だ、人々を傀儡にしている運命に抗え、ということらしい。村人は白家に生贄を押し付けたが自分と家族が生き延びたかっただけで最初は悪意がなく、白小小は復讐に走ってしまっ…

自害した三眼は意識を失う寸前に、自分がかつて植えて今は大きく成長している木へと目線を向ける。 「一千年前咱刚可以行动时就种下的你。 每几百年醒来一次对着你发呆, 发着发着长这么大了…」 「一千年前俺が動けるようになった時に、すぐ植えたお前。 数…

三眼の親切な自己紹介コーナー 白小小は山の外に出たい。しかし今逃げれば村のみんなが三眼に殺されてしまうので、逃げられないと言う。そのいかにもな模範解答に対して高皓光と黄二果は憤り悪態をつく。そこに会話を聞いた三眼が、同じく悪態をつきながら飛…