メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2021-06-06から1日間の記事一覧

フィクションは現実じゃないから、作中で嘘だと指摘されていない情報は真実として捉えておくのが普通だ。あえて嘘か真実かわからない情報を残して深みを出す手法もあるけど、狙いもなく真偽不明の情報が残されるとノイズになるし、ノイズが多すぎると全体像…

黒山村の村長は清朝の刑罰と比べて段違いに甘い日本の現行法基準でも普通に殺人の共犯。緊急避難が認められるのは本当の緊急事態だけ。村長と白小小の父親が2人で歩いている時に三眼が襲いかかってきて、村長が白小小の父親を三眼のほうに突き飛ばして逃げて…

南北朝時代に事件が起きる以前から白大の妹は黒山村の隣村に嫁いでいた。そして事件後に白大の妹の子孫は白姓を受け継いでなぜか黒山村に戻ってきた。黒山村はいかにも山奥の村らしく閉鎖性の高い村ではあるが、陰謀によって人為的に閉鎖されている村ではな…

洗脳された人間が虐殺を見ると正義が実行されたと手を叩いて喜ぶ。

三眼もある意味正論バカなので、二大正論バカによって黒山村と白小小は破滅に追い込まれた。 三眼の“正論”っぷりからはネットでの鬼滅の刃の無惨様正論ネタを思い出す。一介の元人間が自然現象を自称する傲慢さ。

高皓光は正論バカだった。自分の正論で村人ばかりか白小小まで傷つけて泣かせたことに気付かなかった。自分の白小小への肩入れが公平性を描いた私情であることに気付かなかった。そのくせ正論を貫いて現状を打破するという主人公らしい活躍すらできなかった。…

理想論としては、相手に不快な思いをさせられたからといっていじめてはいけないし、大勢の前で殴られたり恥をかかされたり助けてもらえなかったりしたからといって殺してはいけない。現実が理想論だけで回っていくかは別の話。フィクションが理想論だけで面…

白小小には運命に流されがちな弱さがあった。でもいくらなんでも、もし今まで散々他の家を犠牲にして生き延びてきたのだとしたら、いざ自分の家の番が回ってきた途端に、うちの家は完全な被害者で他の村人は完全な悪者だから私は村人を皆殺しにすべき、みた…

三眼が自害で負った傷は回復まで万年単位の時間がかかるはずだったと姜明子も三眼も言っている。それが丹薬のおかげで約1400年にまで短縮できた。また数百年に一度は目覚めて木を見つめられるくらいには余裕も生まれた。この点には特に異論を挟む余地はない…

黒山村の村長はもし白家の人間を生贄にしないように命令されれば一も二もなくそれに従ったろう。悪事を働くにしても三眼を出し抜いて白家を生贄にするより白家以外の裕福な家を片っ端から生贄にしたほうが楽で安全だ。三眼は単純に黒山村に白家の子孫がいる…

もし三眼が白家の始祖とかなら南北朝時代に自分の子孫がいる村にわざわざ屍疫を蔓延させたりしない。普通に広い縄張りの見回りでもしつつ通行人やら兵士やらを食えばいい。 清末も回復してからしばらくは村人や馬賊を食っていたが、白家の子孫がいると思って…

三眼は第6話で白大には隣村に嫁いだ妹がいた(と白大から聞いた)と語っていた。第7話では 之后,白大的尸体咱有好生安葬。 而白大他们家, 只有他妹妹那系还有后代延续着,听说因为不想香火断绝,所以让自己的后代依然姓白。 只是想不到后来这一系还是住回…