メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2022-06-25から1日間の記事一覧

親友から「息子が名誉の戦死を遂げたので自分も名誉の自殺をします」みたいな内容の遺書(偽装工作)を受け取った時の鯉登平二の気持ちを考えると居たたまれなくなる。次男は生きているとはいえ、長男がむごい戦死をしたのに生きている自分は何なんだろうと…

第294話で鯉登の心が16歳の頃に戻り恐怖ですくんだのは、単に誘拐された時の恐怖が蘇ったからではないのかもしれない。 ここからしばらく前書いた分と重複。 月島は鶴見から嘘という愛を注がれた後、その嘘を嘘だと暴露しても自分を愛したままか試されたこと…

鶴見が最終的に鯉登親子に望んでいたものは親子ともどもの戦死だっただろう。それはもちろんクーデターの終盤でもたらされるものであり、こんな序盤も序盤で鯉登平二が戦死して、鯉登音之進からは事実上の離反を宣言される事態となったのは完全な計算違いだ…

花沢幸次郎は尾形百之助とその母のトメに対して非道だった。本妻との息子である勇作には本物の愛情を注いだことがうかがえる描写が多いが、だからこそ尾形たちに対する格差ある態度は非道そのものだったと断言できる。 花沢の「貴様も頭のおかしくなった母親…