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マグメルを取り巻く状況のこれまで(ダイジェスト版)

群青のマグメル 1 (ジャンプコミックス)

群青のマグメル 1 (ジャンプコミックス)

  • 作者:第年秒
  • 発売日: 2015/11/04
  • メディア: コミック
 

 

マグメルのこれまでのダイジェスト版。でも長い。マグメルって日本だと公式が機能してないから、どこまで勝手に第三者が情報をまとめていいのかよくわからない。場合によっては第年秒先生や公式関係者が日本では発表したくない情報までまとめてしまうことになるかも。でも検索した限りだとTwitterでも匿名掲示板でも特に話題にはなっていないようだし、アフェリエイトブログだってまとめても金にならない話題を記事にはしないだろうから、不適当な情報の拡散が起きる可能性はほぼゼロのはず。

万が一なにかありましたら、ブログ本館の適当な記事にコメントいただければ対応いたします。

 

2014年9月 翻翻動漫の漫画雑誌『漫画行』にて「拾又之国」が連載開始。夏天島工作室(SummerZoo)のクレジットあり。夏天島工作室(SummerZoo)とは当時の第年秒先生が籍をおいていた漫画・アニメの制作企業。単行本(日本の単行本より収録話数が少ない)の第1巻によれば全12巻の予定。
2015年6月 少年ジャンプ+』にて「拾又之国」の日本ローカライズ版である「群青のマグメル」が連載開始。夏天島工作室(SummerZoo)のクレジットあり。単行本の第1巻によれば全10巻の予定。
同月 著作権裁判の判決文によれば、翻翻動漫と夏天島工作室(SummerZoo)との間で、「拾又之国」の『著作権使用許諾契約』が締結される。アニメ、映画などの各種類への改編権に関する内容。
2015年12月 週刊少年ジャンプ』にて読切「殺し屋ドミノ」が掲載。
2016年3月 『漫画行』にて「拾又之国」が第34話掲載後から休載に入る。第年秒先生の微博アカウントから事前アナウンス。休載の理由は集英社から依頼された短期集中連載(「ファミリーゲーム」のこと。中文版では「漫画・家・戦争」)との両立が不可能であり、短期集中連載の作業に専念するため。
4月 第年秒先生が短期集連載の作業のために訪日すると微博で発表。その作業終了後も第年秒先生が日本に留まるようになる(ビザなどの関係で時々は帰国)。
同月 著作権裁判の判決文によれば、中国にて「拾又之国」のアニメ化が実現に向けて動き出す。当初の翻翻動漫は夏天島との契約に基づいて企画を進行する予定だったが、契約内容の問題が発覚する。やがて夏天島が翻翻動漫からの相談に応じなくなる。
6月 少年ジャンプ+』にて「群青のマグメル」が第34話掲載後から休載に入る。
8月 少年ジャンプ+』にて短期集中連載「ファミリーゲーム」を発表。
11月 第年秒先生が微博に「又可以继续画拾又了(また拾又が描き続けられるようになった)」と投稿。以前の投稿によれば、「拾又之国」は打ち切る方向になりかけていた様子。著作権裁判の判決文によれば、夏天島との契約の問題が発覚してからの翻翻動漫は、どうにかしてアニメ化を実現するために集英社にも製作委員会へ加わってもらうよう働きかけていた。集英社にもアニメの製作委員会へ加わってもらう。
12月 夏天島の契約で被害を受けた漫画家たちが次々に非難声明と脱退を発表。第年秒先生も微博にて以前に脱退していたことを公表。
2017年1月 それまでの夏天島のCEOが離職。
4月25日 少年ジャンプ+』にて「群青のマグメル」が、『漫画行』の後継誌である『翻漫画』にて「拾又之国」が、日中で同日に連載再開。以後ほとんどの期間で「群青のマグメル」のほうが「拾又之国」より先に掲載されるように。『翻漫画』は後に廃刊となる。
9月 著作権裁判の判決文によれば、「拾又之国」のアニメ企画における夏天島のプロジェクトリーダーが辞職。そのままプロジェクトが放置状態になる。
12月 「群青のマグメル」の第52話を最後に夏天島工作室(SummerZoo)のクレジットが消える。
2018年1月 条漫配信サイトの『快看漫画』にて「拾又之国」の配信開始。最初から夏天島のクレジットは無し。
4月 中国と日本で「群青のマグメル」のアニメ化が発表される。
年後半
(10月?)

第年秒先生は集英社との新連載へ向けた打ち合わせを断念。中国へ帰国。ほどなく『腾讯动漫(テンセント)』にて新連載が決まった様子。微博にて別の作品の準備を進めていると明かす。

10月 夏天島が「拾又之国」の著作権の帰属を主張し、アニメ化を主導した翻翻動漫らを著作権侵害民事訴訟。第年秒先生は第三人(日本で言う参加人。被告でも原告でもないが裁判結果によって利益・不利益を被る人間)として裁判に参加。
2019年2月 夏天島が第一審で敗訴。著作者は第年秒先生のみと認められる。
3月 「群青のマグメル」の第81話の扉絵に第年秒漫画の4人の主人公。最後の1人は現在連載している「日月同錯」の高皓光。
第年秒先生が微博にTVアニメの二期を希望していると投稿。
同月 第年秒先生が微博にて、著作権裁判での翻翻動漫側の勝訴を発表。夏天島は第年秒先生への非難声明を発表し、その中で控訴状の受理を明かす。非難声明における事実の歪曲を第年秒先生に指摘される。
4月〜7月 TVアニメ「群青のマグメル」が放送。製作委員会(出資者)のトップは翻翻動漫。監督のTwitterによれば放送前全話納品。原作サイドの関係者がSNSに投稿したリーク(削除済)によれば、改変の詳細が伝わっておらず配信で初めて見てみんな仰天した。
中国でも期待を裏切ったアニメとして話題になり多数のまとめ記事が作られる。製作委員会の一員である動画配信サイトの『bilibili』では、再生数が第1話の500万回以上から、最終回の第13話では20万回以下に激減。
8月 おおよそ週一更新の『快看漫画』が最後は先行して第二部の最終回を掲載。ページ数は当初の予定通りの12巻分程度。第三部の存在がアナウンスされる(途中が膨らみすぎてしまった?)。
9月 少年ジャンプ+』では第一部完として最終回が掲載。ページ数は当初の予定通りの10巻分程度。
同月 『腾讯动漫(テンセント)』にて「日月同錯」の連載開始。出品は翻翻動漫
11月 夏天島が協議で同意に至ったと声明を出す。
2020年2月 TVアニメ「群青のマグメル」のBlu-rayBOXが発売決定。
同月 「拾又之国」の描き下ろし短々編が収録された第年秒先生の短編集『最弱英雄传说』が発売予定だった。3/13現在もコロナウイルスの影響で出荷見合わせ(製本済み)。
4月 TVアニメ「群青のマグメル」のBlu-rayBOXが発売予定。

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