メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2021-01-14から1日間の記事一覧

際限のないやり返し合いがエスカレートしていく部分は流石に意識してのものだと思う。 何の確認もせずおせっかいをした上に傀儡の頭部をぶつけてしまった高皓光と黄二果が白小小から文句を言われる。白小小は三眼に命令されて高皓光と黄二果を生贄として連行…

血沸き肉踊るアクション時代劇は、開き直ってシグルイくらいゴリゴリの封建社会を舞台にしたほうが素直に楽しみやすい。偉くて強い人間の命令は絶対。侍は命の取り合いを至上の喜びとしてこそ侍。大抵のことは殺される方が悪いの一言でケリがつく。そういっ…

良識人の白大が街に助けを求めないくらいだから、黒山村の人間が外に助けを求めようとしないのは本当にご都合的な問題なんだよな。外に接触できれば問題が解決できるから接触させられない。 村に医者がいなくて文字の読めなかった白大が頑張って医術を学んだ…

事実は小説より奇なりとは言うけど、現実の奇は膨大な背景の積み重ねでできている。だから詳しく知れば大抵の奇はただの奇でなく必然性を持っていたことがわかる。現実の愚行も大抵はただの愚行じゃない。でもフィクションの愚行は背景を説明されない限りた…

日月同错の黒山村のエピソードは話が無茶苦茶だけど一応テーマはあるし三川のエピソードはテーマも話も面白い。日本語版は翻訳で黒山村のエピソードのテーマまで無茶苦茶になってるじゃないかという気持ちはあるけど、そもそも原作の話が無茶苦茶なのを棚上…