メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2022-06-19から1日間の記事一覧

鶴見の大義というと、「無能な中央に代わって、金塊を資金源に北海道で軍需産業を育成、政変をおこし軍事政権を樹立、第七師団の地位向上、その先で我々の戦友が眠る満州を実質的な日本の領土に」というものと、「無能な中央に代わって、第七師団を切り捨て…

open-shelf.appspot.com itevangelist.net 『動物農場』の羊みたいな人を見かけるたびに自分とはソリが合わないと感じる。でも他人からすると自分が羊に見えていないという保証はない。 民主社会主義者であるジョージ・オーウェルが、だからこそ執筆せざるを…

事後処理は、鶴見は鯉登が殺しました、菊田を殺した土方も鯉登が殺しました、で押し通せるならどうにかなりそうな気もするけど、31巻の加筆を確認しないとなんとも言えない。

最終盤の鶴見のあの素顔は、信じてついて来た部下たちすら切り捨てて、人々の幸せの伴わない上っ面だけの日本繁栄を目指す全体主義モンスターに成り果てたと思われた鶴見にも、ちゃんと人の情が残っていた、という演出意図でいいのかな。 野田先生がたびたび…

鶴見は複数のペルソナを使い分け過ぎて自分でも何が本音かわからなくなってるんじゃ感がある。 とりあえず終盤で詳細が描かれた金塊や土地権利書の用途に焦点を絞って纏める。 中央に対する建前の目的は、金塊を見つけ出し奥田中将を通じて中央に差し出すこ…

鶴見一派にとって戦術上一番の計算違いは回天丸の主砲が保存されていたこととマンスールの存在。虎の子の大湊要港部の駆逐艦4隻があっという間に壊滅するなんて計算できっこない。 鯉登少尉は父の駆逐艦が沈んだ直後、艦砲射撃が途絶えたことに気付いていた…