メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2023-03-26から1日間の記事一覧

長い文章を引用する時とか、うろ覚えになっている作品のあらすじを確認する時とかについ検索と既存サイトに頼っちゃうんだけど、それにミスがあることは結構多い。気付いたらすぐ直してるんだけど申し訳ない気分になる。無精は駄目だね。

かけまくもかしこき日不見の神よ。 遠つ御祖の産土よ。 久しく拝領つかまつったこの山河。 かしこみかしこみ謹んで、お返し申す。 の「日不見の神」をモグラの神として、ミミズを倒してくれる存在に呼びかけている祝詞とする解釈を偶に見かけるけど、文脈的…

『すずめの戸締まり』はタイトル通りに戸締まりと「行ってきます」の話だ。

前向きな言葉というのはいつだって暴力になりうる。どういう在り方が前向きなのか、という点ですら人や場合によって常に異なるからなおさら難しい問題だが。 比較的わかりやすい個人と病の関係に限っても、根治治療を目指すのが前向きなのか、現状維持を目指…

面白そうな本だ。阪神大震災でも震災後=復興ではなかったという。 「震災後」を言葉にする タイトルの「震災後」が目を引く。災害が起きると、私たちは「復興」という言葉でその後の様々なことを語ろうとする。だが「復興」という言葉は、目指すべき地点があ…

『天気の子』の「大丈夫だ」も変な捉え方をされて批判されたりしていたな。 この世界は生きようと足掻くに足るのか、アポカリプスの到来を看過してでも生きようとしたことは正解だったのか、ポストアポカリプスを迎えても人間の営みは続くのか、といった問い…

ローズマリー・サトクリフの『ともしびをかかげて』って作品としては好きだし、主人公個人の信条は尊敬できるけど、古い作品だけにテーマに関しては吟味が必要な感じになっている。そういう点も含めて歴史的な価値が高い作品でもあるんだけど。