メモ帳用ブログ

色々な雑記。

ジョジョ四部の吉良吉影はオタクにとってある意味理想的というか憧れの生活をしていた。

誰にも言えない趣味があるけどエンジョイしている。独身で趣味の妨げになる妻子はおらず、同居している(幽霊の)親は趣味を理解して応援してくれる。家にはかなりの資産がある。仕事は楽にこなせる範囲だけで十分にやっていける。実は凄い実力があるが注目されるのが嫌なのであえてセーブしているだけ。平穏な生活と趣味が何よりも大切。

悪党だけど正直羨ましいし格好良いと感じる場面も多い。ただし吉良吉影は趣味が趣味だったから町から排除されることになったわけだけども。

吉良はともかく、玉美や間田くらいの小悪党や山程の不良たちくらいなら町の人間としてそれなりにやっていけるのが四部の懐の深さ。単に能天気とも言えるけど少年漫画としてはそういうのもアリだ。杜王町はまさに世紀末な治安の悪さなのに、最終的には良い町だっていう印象が残るのが面白い。