メモ帳用ブログ

色々な雑記。

作中のほとんどは運命で決まっていて、同月令が現在のところ唯一運命に抗える存在。
姜明子は思い通りにならない操り人形である光にあえて無茶振り放置をすることによって、自分の意思で光が運命に抗えるようになってもらいたいらしい。
白小小は運命と三眼の誘導に素直に従った結果村の大人を皆殺しにし、村の子どもたちに刺され、そのまま生きる意思を失って死んでしまった。姜明子の独白を参考にすると、光が運命に抗う余地があったのは護符を手にして白小小と向き合ったタイミングが最後だったらしい。そこで光は内心の葛藤から逃げるために白小小の操作を受け入れるという最悪の選択をしてしまった。ゲーム的な選択肢でいうと


①白小小のためにも、村人を皆殺しにしようとしている白小小を止める。既に数人は殺害してしまったが、なにせ乱世らしいので、多少はウヤムヤにしたままの三真法門入りも不可能ではない。出家して罪を償うかたちになる。
②白小小の気持ちに理解を示して村人の殺害を止めないと宣言する。光は白小小の操作を受けずに殺害を見守る。白小小は子どもたちに気付いたら無抵抗に刺されようとするだろうが、子どもたちは機敏には動けないので、光が四肢の自由がきく状態ならすぐに護符を使って2人で逃げられる。2人ともとても三真法門にいられる状況ではなくなるが、独立勢力のダークヒーロー的に運命に抗って罪滅ぼしをする。駆け落ちエンド。
③葛藤から逃げて白小小の操作を受ける。運命に対してなんの抵抗もしない。村の大人は助けられず白小小も助けられない。


この中で最悪の選択肢である③を選んでしまったのが本編という感じ。