メモ帳用ブログ

色々な雑記。

黒山村の話で高皓光が瀕死の白小小を助けようとしている時、黄二果は肉体的にも罪状的にも白小小を助けるのは無理だとわかった上で付き合ってくれたのだと自分は思っている。日本語版の「アイディアは悪くなかったと思う」も中文版だと「你想到的那个方法,没有问题,可行的。(お前の考えた方法は、なんの問題もない、実現可能だ)」と無根拠に断定している。あくまで白小小の気持ちの問題で駄目なだけだと言外に含ませているのは高皓光に自責の念を抱かせないように気を遣ったのかなと。黄二果は「人情味あるサイドキック」のテンプレートを無難になぞっているからちゃんと人情味があるように見える。ただ凝ったストーリーで凝った役割をふられたときに対応できる作り込みがあるキャラかはわからない。
実際は姜明子の反応を見る限りだと、既に運命が動き出してるからあの方法じゃ対応不可能らしい。高皓光の考えた方法そのものに無理があったようだ。白小小を救いたいなら、第9話冒頭の覚悟を貫いて、村人の虐殺を止めるしかなかった。