メモ帳用ブログ

色々な雑記。


テロや暴力は私たちの心を燃やし尽くせない。怒りに身をまかせないこと、それがささやかでも意味のある“革命”であることをこの曲は私たちに教えてくれる。

ルックバックの暴力に対する姿勢は細かい部分にまで注意を払わなくてもはっきりと伝わる。さらに作中に「Don't look back in anger」が埋め込まれていることと、Oasisの“Don't look back in anger”がどういう歌詞でイギリスのテロ事件の際にどういう受容のされ方をしたかがわかれば、誤解のしようはないはずだ。それでも暴力に対して怒りに身を任せるためのダシにしようとする読者が現れた。偏見の被害を受けかねない側からの抗議も出た。だから編集部の対応はやむを得なかったのだろう。
チャールズ・マンソンビートルズのファンだった。だがビートルズの平和を求める歌を世界戦争を予言する歌と曲解した。そして危険な思想を仲間に広めておぞましい犯罪に走った。今の世の中ではこういう流れを放って置くわけにもいかない。