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インテレクチュアル・ダーク・ウェブってのもえらい厨二病だ。


この手の思想の特徴は倫理的価値の裏付けにはエビデンスを求めるのに進歩を加速させることの価値にはなんの裏付けも示さず、自明の理のように語ること。
種という枠組みは民族という枠組みと同様に半ば便宜上の概念にすぎない。それでもホモ・エレクトスが短く見積もっても150万年以上存続したのに対してホモ・サピエンスはどう長く見積もっても現在40万年しか存続していない。しかももう1万年存続できるのも怪しい現状で、それは1万年前に始まった文明のせいだといえなくもない。生物を種を単位に考えるのは不適当だけど、もしホモ・サピエンスという種の存続を考えるのなら文明は消し去るべきかもしれない、と言えなくもない。もちろん自分は文明を捨てるのは嫌だし、太く短く生きる生に価値を見出す思想だって充分に理解できる。人類は科学を発展させるだけさせて短命な種として終わり、頂点に達した科学も人類と心中させるって道を選ぶってのもロマンがあるといえばある。
こういう風に価値の問題はエビデンスでどうにかなるもんじゃない。