メモ帳用ブログ

色々な雑記。

すずめの戸締まりが初期構想通りに本当のポストアポカリプスの時代を舞台にしていたら、テーマはわかりやすくなっていただろうけど確実に一般受けしにくい作品になっていただろうな。
ポストアポカリプスな気分ってことなら、ローマ帝国滅亡後の中世も気分としてはポストアポカリプスかな。中世を単純な暗黒時代と考えるのは時代遅れな考え方だけど、少なくとも黄金時代でもバラ色の時代でもない。ヨーロッパの中世は千年続いた。
未来のポストアポカリプスの後にルネサンスや近代が再び巡ってレボリューションするのかは知らん。歴史は地球の運動と違って、年1の公転で季節が巡って春が再生すると決まっているもんじゃないからな。資源や環境を食い荒らした後に何が起きるのは未知数だ。恐竜なんてなんの落ち度もなくても隕石衝突のせいで絶滅してる。人類や哺乳類が滅んでから先が地球にあるかどうかもわかんない。とりあえず自分の寿命が来るまでくらいなら地球は保ってるはずだけど、それ言ったら自分が明日生きてる保証なんてないし。