メモ帳用ブログ

色々な雑記。

ダ・ヴィンチ読んだ。国内の舞台挨拶行脚終了から諸外国訪問までの期間に行われたインタビューだけあって、内容に触れる部分ではこれまでに語ったことを整理して語り直している印象。
すずめの戸締まりが期待通りに若年層に受けたことを新海監督が喜んでいて良かった。たぶんすずめの戸締まりが新海監督映画で一番年齢層低い。


昔(戦後すぐからバブルが弾けるくらいまで?)の廃墟は始まりの象徴だったが今の廃墟は終わりの象徴になってしまった、みたいな部分が興味深かった。
あと芹澤本でコロナ禍をテーマに書けたことは新海監督にとって大きな手応えであるらしい。制作開始直前にコロナ禍が発生して、新海監督はせめて椅子に閉じ込められた草太の窮屈さにそうしたテーマを仮託しようとしたそうだけど、そうした読解が成立する表現になっていたかと言われれば、どうしても限界はあったし。