メモ帳用ブログ

色々な雑記。

宮崎駿監督曰く、アニメーションは駄菓子なんだそうである。ごまかしなく作るけど栄養のためにつくるものではないし、それで栄養を取る必要もないという。宮崎監督は言うことが良く矛盾する人物だけど、フィクションに耽溺する人間を良く思っていないことは間違いがない。駄菓子にしろ、ごちそうにしろ、苦い良薬にしろ、フィクションは日々の食事にするために作られているものではないということだろう。
受け手がアニメーションという駄菓子を楽しむ時にも栄養価を気にしすぎるとせせこましくなってしまう。たまに食べるくらいなら少し添加物が多かったり滋養に全然ならなくてもいい気分転換になるはずだ。ただ自分を含めたオタクはアニメーションという駄菓子を大量に食べる。そうなると栄養が気になったり、自分の好きな駄菓子に含まれている栄養を過大評価して周りに宣伝したくなったりする。やりすぎると行儀が悪くなる。