メモ帳用ブログ

色々な雑記。

主人公がちょっと普通じゃなくても、そういう人間として明確に設定されている場合はそれも面白い。そもそも主人公が普通の人すぎると物語を動かす主体になれなくて、語り手とかワトソンポジションとか呼んだほうが妥当になる。
進撃の巨人や天気の子は主人公がキレる若者だ。
これらは主人公がヤバい行動をしたことに対する指摘が作中でももっともな意見として扱われている、助けられた相手は主人公に感謝している、主人公はヤバいところもあるけどなんだかんだいいところも多いことが伝わる、主人公がヤバいことが物語で最後まで意味を持つ、と主人公の個性が作品の魅力と一体になっている。