メモ帳用ブログ

色々な雑記。

宮崎監督のお母様は、戦中は政府を賛美して戦後は手のひらを一斉に返した知識人たちに強い不信感を持ったそうだ。そしてそう語る母の姿が宮崎監督の印象に残っているという。
敗戦後も上の人間に戦中の価値観にしがみつかれるよりは、負けと過ちを認めてくれた方が下々の人間にとっては一応マシなはずではある。それでもやはり二次情報しか手に入れられない人間にとっては、裏切られた、欺かれたという思いが湧くものだろう。