メモ帳用ブログ

色々な雑記。

宮崎駿監督は日本人が一番幸福だったのは縄文時代かもしれないということを言いのけられる。ある意味尊敬するけどそこまでは自分には無理だ。宮崎監督自身も言っているけど、エゴだとしてもやっぱり人間はしあわせになろうとして文明を発展させてきたわけで。ラピュタだって恐怖の帝国になろうとして科学を発展させたんじゃなくて、最初は国民により良い暮らしをさせて外敵から守ろうとしたんだろう。エボシ御前だって自分が身を立てたかっただけじゃなくて、売られた女や差別された病人を救いたかったんだろう。だから人間は救われ難いというのが宮崎監督の苦悩なんだけど。
宮崎監督はナウシカの映画を見たCWニコルさんから「あの後清浄になった腐海の底に開拓団を送り込むんですか?」と聞かれて怒ったそうだ。一方で極端なエコロジストには「緑が多けりゃいいなら鎌倉時代の日本人は幸せだったのか!」と怒っている。