メモ帳用ブログ

色々な雑記。

日本のエンタメだと、自由を求める人間が闇落ちしてヒトラーのしっぽみたいなことをやりがちな気がする。言うほど海外の作品見てる訳じゃないから海外もそんなもんかもしれんけど。
悪い意味でファシズムというか全体主義というかムラ社会というかの残り香が強い文化だと、自分の自由を手に入れるためには周囲を屈服させなくてはみたいな方向に行きがちなんだろうか。自分の自由vs他人の自由って構図自体はどの文化圏でもあるだろう。ただ、自分のために他人を抑圧する行為は、政治・社会的な意味の自由とは相当な隔たりがある。英米仏あたりの元祖民主主義国家だと社会に支配者がいないのが自由で、元ファシズム国家の日本だと社会の支配者になるのが自由なのか。
ところで自由の国アメリカだと、言論の自由を重んじる関係で侮辱罪が存在しなくて名誉毀損罪もハードルが日本より高めらしい。法の支配の下での自由ってのも加減が難しい。
自由主義者がいうところの、国家が正義に立ち入るのは部族社会への回帰願望だから避けるべき、ってのはそれなりに理がある主張だとは思う。