メモ帳用ブログ

色々な雑記。

少なくない日本人が戦争で安易などっちもどっち論に走りたがるのは欺瞞だと思う。もしくは共感性羞恥の反動的な表れ。
戦争は正義と悪の戦いでないというのはまあ正しい。それでも大義のない侵略者と説明無用の大義がある防衛者という構図は珍しくない。ウクライナ侵攻では明らかにロシアが正当性を欠いていて、ウクライナには申し分のない正当性がある。ただし大枠はこれで動かないとしても、防衛の過程で国際法違反を犯したとしたらその点は批判されるべきだし、正当性を補強するためにフェイクニュースを捏造したとしたらその点も追及されるべきだろう。細部にかまけて大枠を見失ってはならないというのは細部を見るなという意味ではない。