メモ帳用ブログ

色々な雑記。

過去を背負い込みすぎて未来を潰しかけて自陣営の解散に追い込まれた(解散して解放された後はそれぞれうまくやれた)鶴見に対して、アシㇼパは受け継ぐべき過去と終わらせるべき過去の選択に成功したということが描かれているんだと思う。先人のアイヌが残した土地を引き継ぐ一方で金塊を封印して金塊争奪戦を完全に終わらせたことはそういう作劇上の意図があるんだろう。金塊と土地に対するアシㇼパの認識の違いはアイヌの価値観や信仰に基づいている、ということのはずだけど、どうしても鶴見のペテンに影響されてしまったように見える。