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ダイジンやサダイジンの正体について明言を避ける新海監督。
ダイジンはあの古文書に記された170年前の子どもかもしれないし、短期間で代替わりが起きて別の生き物(動物の可能性もあるそうだ)が要石になったかもしれないと考えておいたほうがいいみたいだ。新海監督的には想像の余地を残して置きたい部分らしい。
鈴芽が助けなかったらやはり草太が要石になっていたそうだ。ある時点で人間である草太が神である要石に存在として切り替わってしまうというよりは、徐々に要石に宿っていく神としての魂に人間の魂が飲み込まれてしまうようなイメージっぽい。
作品がハッピーエンドになったからこそ想像できるバッドif展開としてなら、鈴芽が助けに行くのが遅れてしまい、ほとんどは草太の魂でできているはずなのにわずかに混入した神の魂のせいで決定的に草太とは別物になってしまった何かが帰ってきた…みたいなのも面白いかも。ホラーだ。
新海監督は草太の祖父とサダイジンの過去をどこかで発表できたらいいなと考えているという。
是非見たい。入場特典なら早く見れるな。