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色々な雑記。

新海監督がすずめの戸締まりで伝えたいことをうまく汲み上げているのはこのレビューだと思う。


新海監督は災害と死の世界の美しさを描くことでそれらを引き受けて生きていくことをテーマとした。引き受けて生きていけるようになる主人公を描いている。そう生きられなかった人は?という批判はよくわかるんだけど、このお話で描くことではないということなんだろう。
あと、今までの作品だと新海監督は自分の実感を主人公に託すように物語に挿入していたけど、主人公たちに対して客観的なすずめの戸締まりでは脇役の芹澤がそのポジションなんだなというのは色んなインタビューから感じる。