メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2022-07-24から1日間の記事一覧

読み直したら月島にバルチョーナクの意味を聞いた直後の鯉登の表情が記憶の3倍くらいシリアス顔だった。映画撮影ではお転婆姫の面目躍如たる無邪気っぷりを見せていたせいで忘れかけていた。大泊では深刻な顔をして月島を問い質したと思ったら「鶴見中尉殿ス…

月島は戦いの場にいる鯉登を任務の枠を超えて生かそうとしてくれる。鯉登にとってはかけがえのない相手だ。生き残った家族だと鯉登の母親であるユキも鯉登が生きることを無条件で願ってくれるだろう。ただ、ユキではどうしても戦いの場にいない時の鯉登しか…

鯉登音之進は救出後に「無事やったか 音之進 よう戦たな… 誇らしかど」と平二から言ってもらい、嬉し涙をこぼした。鶴見に陸軍士官学校の合格を報告した際も、平二から「まあ立派な将校になっなら海でん陸でんオイは構いもはん」と言ってもらい誇らしげだっ…

平二の口から「国んために死ね」という言葉が発せられるのが恐ろしくて、私は生まれてこなかったものとお考えくださいと先回りして自分から言ってしまう音之進は切ない。誘拐された時点で平二がそういう対応をするしかないのはわかっていたけど、いざ現実が…

鯉登平二は、ロシアの言いなりになるわけにはいかない、しかし息子も見殺しにしたくない、って場面で、自分が犯人に殴り込みに行く選択をするのが武人らしくて好きだ。平二が「音之進ッ!!」と叫びながら三輪車で飛び出して、海軍大尉の中山が「鯉登大佐殿」…

鯉登平二は第139話で武人の親子関係についてこのように語った。 息子はいずれ指揮官になる。指揮官には大勢の若い命を預かる責任がある。だから、「せがれには我から進んで困難に立ち向かい ふさわしい男になっくんやんせ」。花沢は切腹するとき自分に手紙を…

尾形は列車で事故を起こして反乱分子を全滅させ、鶴見の死亡を偽装して自分の参謀として飼い殺すことを計画していた。鶴見は尾形と杉元・アシㇼパが戦っている時に満州へ高飛びする計画を練っていた。だから尾形が杉元たちに殺されることを期待したか、勝っ…