メモ帳用ブログ

色々な雑記。

読み直したら月島にバルチョーナクの意味を聞いた直後の鯉登の表情が記憶の3倍くらいシリアス顔だった。映画撮影ではお転婆姫の面目躍如たる無邪気っぷりを見せていたせいで忘れかけていた。大泊では深刻な顔をして月島を問い質したと思ったら「鶴見中尉殿スゴ〜〜イ!!」をかまし、病院では8歳のプリンセスか?という天真爛漫ぶりを見せたら、アシㇼパの故郷では「銃を降ろせ これは上官命令だ」と凛々しい姿を見せたりと、鯉登は短期間で様々な表情を見せる。それでいて二面性のあるキャラという印象にならず、あくまで振り幅の広い地続きのキャラ性という印象になるから不思議な性格だ。あと鯉登ってその場の感情が素直に表情に出るけど、それはそれとして持続してずっと考え込んでいることが全く表に出ない。空元気ってわけでもない。悩みを抱えた時の一瞬の表情を見逃すとまるで陰影なく素直なだけのキャラに勘違いできる。それでいて本当は裏表があるキャラだとか内心の苦悩を溜め込むキャラだとかってわけでもないという。多分自分が把握できている鯉登はほとんどが表面部分でしかない。