メモ帳用ブログ

色々な雑記。

月島は戦いの場にいる鯉登を任務の枠を超えて生かそうとしてくれる。鯉登にとってはかけがえのない相手だ。生き残った家族だと鯉登の母親であるユキも鯉登が生きることを無条件で願ってくれるだろう。ただ、ユキではどうしても戦いの場にいない時の鯉登しか支えられない。鯉登は戦いで気を張って家で癒される人間というよりも、戦いを自分の生きる場所そのものにしようとしている人間だ。鯉登にとって人生は平時だろうと常在戦場の思いだ。だからこそ、軍服を着ていながら街の若者のような自然体の振る舞いもできる。