メモ帳用ブログ

色々な雑記。

ギリ今月というかもはや先月だけどゲッサンのMIXの感想ちょっとだけ。

父親の思いを背負っていようが(明青の前エースともしかしたらエースになっていたかもしれない捕手)ねじ伏せる!だって野球が好きで実力も一番!みたいな投馬の立ち位置(投馬の性格ではない)結構好き。スポーツとしてそれが健全ではある。投馬本人の性格は今のところ割とさらっとした感じだけど、勝負に冷静で変に相手に手心を加えたりしないところはいいね。それでいて、今回走一郎からちゃんとストレートで三振を取ったのは投馬なりの走一郎の心意気に対する返答だろう。次回、2人の会話か独白とかで読者にもわかるようにメッセージの内容を教えて欲しいな。

親父さんの予想では2人はプロ入り濃厚のよう。H2では人生の全てを野球に賭けるつもりで惚れた女を繋ぎ止めるのまで野球に頼ろうとした英雄とはちがって、野田は熱くなりすぎた英雄に向かって、ただのボールゲームだという正しいけど野球漫画としては正しすぎる正論を言えるキャラだった。野田も野球が大好きだし、打ち込むために浪人は覚悟しているけど、将来や人生の全てを捧げる対象だとは思っていない。野田のセリフを読む限りでも、プロ入り自体が自分には絶対に無理だと思っているわけではなさそうだけど、将来大リーグに行く比呂とバッテリーを組めない以上はしがみつく必要はないと思っていたようだ。むしろプロ入りしてからの方が大変だしね。投手の女房役としての自負がある捕手というのはタッチとH2で共通する部分。クロスゲームでは将来は全く明言されていないけど、光から赤石への何でもかんでもおれに譲るなという言葉があったり、自分の恋が実りそうだったりと、毛色が変わる。で、MIXでは捕手は裏方としての役割分担はあっても投手と同格の扱われ方。それぞれ相方がいなくても別の相手ともやっていけるだけの器量があることも描かれている。H2で描いた通りに投手と捕手で同じチームでプロになることは難しいけど、最後はお互いに独立して別々にやっていく道を選んでもおかしくはないと感じた。将来の将来では同じチームでバッテリーになる希望をある程度残しつつで。