メモ帳用ブログ

色々な雑記。

競技のルール

ヒカルの碁』は囲碁のルールがわからなくても面白い漫画として有名。週刊少年ジャンプ連載で大ヒットしたし、広い層向けのエンタメだと断言できるはずだ。自分も好きだった。『遊戯王』も実際にカードゲームが発売されるまで(発売されてからも)読者にルールを後出しする漫画と言われがちだったけど、それでも面白かった。

麻雀のルールをまるで知らない身としては『アカギ』は漫画よりアニメのほうが楽しめたな。漫画で読むと駆け引きを把握しながらページをめくりたくなるけど、アニメだと演出と演技の勢いで見られる。いい意味で流し見で楽しみやすい。

個人的にはグルメものの一部もこういうジャンルに近い面白さを感じる。母親が買って読んでた『将太の寿司』を自分も楽しく読ませてもらってたけど、若い頃は生ものは大嫌いで寿司も苦手だった。いい年になった今はそれなりに食べられるようになったけど。『将太の寿司』は自分が実際食べたら美味しそうとかそういうのは度外視して、なんという技巧!とか、〇〇さんが命懸けで届けてくれた素材!とか、目利きのうんちくとか、実は湯霜づくりで…とか、そういうスポ根?っぽい雰囲気だけで結構ハマってた。週刊少年マガジン連載だけあってかなりの梶原マインド。あとスポ根ものは基本的に全国大会に進むとダレるってのを再確認した漫画でもあったな。最初は生っぽい面白さのあった漫画がダレて本編までメタってくると余計にダレダレになる。メタっぽさってコントロールを外すと本当につまらなくなるからね。