メモ帳用ブログ

色々な雑記。

今更だけど第7話の部分。

日本語版だと

言ってやったのさ 敵は取ってやる…ってね
そしたら消え入りそうだった命のともしびがひときわ大きく燃え上がりそして消えた…

のあとに続くセリフが

だからオレは借元真目で白大を操り
白大が自らの手で復讐できるように
天に願った

となっている。だから三眼は操作によって借元真目を授けただけで、復讐は疑似屍者として意識の戻った白大が行ったようにも読める。

でも中文版だと

但死灰亦会复燃,星火也会燎原。
咱就让恩公白大,亲自用手完成复仇吧。
祭他在天之灵。

(直訳)

だが死んだ灰は再び燃え、火種も草原を焼き尽くし得る。
オレは恩人の白大に、自身の手での復讐を果たさせたはずだ。
天にいる彼の魂に捧げた。

となっている。だから南北朝時代に白大の死体を使って黒山村の村人を殺害したのは三眼。借元真目を宿した白大の死体の目も、他の死体の傀儡と同じように小さな点が集まった黒目に変化している。生きたまま借元真目を宿した白小小は普通の目のままで、白大とは違う。そもそも意識が健在な限り借元真目の制御権は三眼のままだ。三眼は丹薬によって意識が明瞭になり復讐の完成も見届けているので当然意識喪失はしていない。

三眼がわざわざ白大の死体を使ったせいで復讐の連鎖を招いた。