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色々な雑記。

何もかも複雑な黒山村の事件と比べると西暦500年の忘川術院の事件はシンプルでわかりやすい。
まず婦女暴行を働こうとしている不逞軍人が出てきて、女に化けていた姜明子がそいつらをあっさり殺す。そのまま忘川術院に殴りこんで、旧知の仲である趙炎も不逞軍人を殺していることの言い訳をちょっとは聞いてやる。でも結局は屍者になった身内を匿っているだけだから討伐する。屍者と気に食わない奴は殺す。一応情はあるから趙炎の弟子たちは記憶を奪って追放で許してやる。性格が悪い仙人な上に思考停止気味に価値観が固まっている姜明子じゃなけりゃここまでストレートな筋にはできないけど。ただ、その後の時代に生きる高皓光が後始末をしなけりゃいけないのは姜明子が決着をつけきれなかったせいで…、みたいな部分はある。