メモ帳用ブログ

色々な雑記。

三眼の言動がわざとらしいのは寄生獣の三木の言動がわざとらしいのと似たようなものかと思う。サイコな内面が存在するんじゃなくて、内面がないのに表面を人間に合わせようとしているから不自然になる。人間を捕食するのを当然だと考えている反面、人間を陥れるのを楽しむような悪意は持っていない。三木は笑えるキャラだから好きだな。
三眼の証言は阿毛ら子どもたちの発言と併せて意図的な嘘がないことを期待できる情報だ。三眼の記憶を授かった白小小は西暦525年の事件に関して三眼の記憶と証言が一致していることを明確に確認しているし、他の部分もズレはないようだ。ただし三眼の認識違いや記憶違いは少しあるようだ。たとえば三眼が強い法師(姜明子)と互角に渡り合ったと言ったのも、おそらく嘘とわかりながらも見栄を張ったのではなくて千年以上の時間経過のせいで本気で記憶違いをしたのだろう。さらには西暦525年の事件について最初に屍疫を蔓延させた自分の責任を全く感じていないのも、そういう認識しか三眼にはできないからだ。