メモ帳用ブログ

色々な雑記。

世の中の不幸は大抵がハンロンの剃刀なんだろうと思う。


ただ単にちょっとしたうっかりがとんでもない行き違いを生んでいるだけで、お互いに悪事を働こうとしているつもりはない。相手も間抜けだが自分も間抜け。正直言って自分は物凄く間抜けだからこうして投稿の修正がきくブログに閉じこもっている。まあ要はスッキリしない世の中だ。
だから信念と悪意をもって悪事を働くフィクションの悪役は格好いい。小物でも堂々と悪事を働いてバッサリと正義の味方に成敗される悪役はキャラとして憎めない印象になる。現実だとうっかりだろうがサイコパスだろうが被害を受ければクソムカつくことに変わりないし、フィクションでも作中現実でしっかり痛い目をみてもらわないと憎めない悪役ではなくなるけど。
バトル漫画的リアリティなら「ベジータは生まれて初めて 心の底から 震え上がった…」した後ならまあ仲間入りもアリ。その後「がんばれカカロット… お前がナンバー1だ」すればなお良し。ぶっちゃけ変に倫理を問いかけてくる作品でもなければ、今までの悪事の分一生懸命働いてくれる仲間ができるなら断罪するよりよほどオトクだ。
ベジータは仲間入り後どんどん丸くなる。それはいいけどアクが抜けすぎると刺激がなくなってしまうのは痛し痒しだ。そのせいか超だとフリーザが味方陣営に一時加入する。かつては元敵のピッコロが良いやつになり過ぎて影が薄くなり、ベジータにそのポジションを奪われていた。今度はベジータの番かもしれない。盛者必衰、諸行無常