メモ帳用ブログ

色々な雑記。

進撃の巨人のガビはウザがる人が多いタイプのキャラだなってのはすぐにわかる。まどマギのさやかとかも。でも自分はこの2人はウザキャラポジションだとは思ってもウザいと感じたことはない。2人をウザいと思っている人だって、そのウザさが傑作にとって必要なパーツだとは思えるはずだ。話題にされる時も、イジられがちではあるけど、作品を駄目にしたキャラとかの本気の悪口はそう聞かない。
イジられキャラといえば、当たり前だけどヤムチャって一般より遥かに強いのに、ネタにしていいキャラとしてのポジションが確立しすぎていて気の毒ではある。ネタにしやすいのもヤムチャのキャラが不快じゃないからではあるんだけど。本気で不快だったらイジれない。
とはいえ、すぐ死ぬけど味方の足を大きく引っ張るわけでもなく、基本的には正義の味方として戦ってるヤムチャがナメられがちなのは気の毒ではある。良識派を気取りたい人間も、普段ヘタにキャラいじりをして波風を立てないようにしている分、それが許される空気のキャラではここぞとばかりにやってしまったりする。
フィクションだと、イジられやすいかどうかの基準は善悪よりも格好いいかどうかだ。格好いい悪役は持ち上げられて、間抜けな味方はバカにされる。