メモ帳用ブログ

色々な雑記。

8話の冒頭の白小小の両親の会話は白小小自身の回想だ。
もし誰かの記憶を現在の白小小が覗いている演出だったら、そこに立つ白小小は第7話のラストから続いて血涙を流したままのはずだ。しかし実際の描写では父親を助ける力のない人間だった血涙を流さない過去の白小小と、化け物から復讐の力を得て血涙を流しながら化け物の記憶を覗いている現在の白小小が対比されている。
また、「爹爹啊,这涅槃尸给女儿的神通也承载了他的记忆。(お父さん、この法屍者が娘に与えた神通は彼(引用者注:三眼)の記憶も運んできたよ。)」という白小小の独白と「咱的神通和记忆你收下了。(オレの神通と記憶をお前に授けた。)」という三眼の独白はあるが、そこに捕食された人間の記憶まで混じっていることを示唆する描写はない。屍者が真血や法力を通じて自分の記憶を他人に与えられることは描写されているが、屍者が捕食した人間の記憶を得られるような描写は存在しない。もしそれが可能なら、作戦行動を取っている求法者は屍者に捕食されそうになった際に作戦の漏洩を防ぐために生命を消滅させなければいけないことになる。しかしそんな描写はない。