メモ帳用ブログ

色々な雑記。

競技性の強い料理漫画っていい意味でデフォルメが利いているとすごく面白いんだけど、長期連載しているとデフォルメのバランスがおかしくなりがちなところはある。作者のプロパガンダっぽくなったり、料理の美味しさを伝えるためのリアクションでなくリアクションをさせるための料理になってしまったり。味の評価に本当の客観は存在しないのに客観が存在するように仕立てざるを得ないからどうしても無理が蓄積する。
現実的には、客観的な指標が存在することに意味があるというよりも、そう振る舞うことでその集団が同じ文化に属していると確認し合うことに意味があるように思う。