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漫画版ナウシカのラストにはマルクス主義的な共産主義全体主義に対する宮崎駿監督の失望がよく現れている。共産主義も含めて、全体主義とは特定の正義やあるべき調和のかたちを決めつけて完全な停滞を実現させようとする政治体制だ。
全体主義に対する不信感は、古くはジョージ・オーウェルの『動物農場』や『1984』でもテーマになっている。当然宮崎監督もこれらの作品は読んでいて、インタビューで言及していたこともある。