メモ帳用ブログ

色々な雑記。

ウテナの第1話のナレーション。以後も度々繰り返される。総集編+衝撃新規パートの第33話でも一部が読み上げられる。

それは、昔々のお話です。あるところに、お父様とお母様を亡くし、深い悲しみにくれる幼いお姫様がいました。そんなお姫様の前に、 白馬に乗った旅の王子様が現れます。凛々しい姿、やさしい微笑み。王子様はお姫様を薔薇の香りで包み込むと、そっと涙をぬぐってくれたのでした。
「たったひとりで深い悲しみに耐える小さな君、その強さ、気高さを、どうか大人になっても失わないで。今日の思い出にこれを」
「私達、また会えるわよね」
「その指輪が君を僕のところへ導くだろう」
王子様がくれた指輪は、やはりエンゲージリングだったのでしょうか? それはいいとして、お姫様は王子様に憧れるあまり、 自分も王子様になる決意をしてしまったのです。でも、いいの? 本当にそれで?

これがウテナのスタート地点だ。ウテナは鳳学園で決闘に身を投じ、王子様になる覚悟の程を問われる。ウテナが立ち向かうべき相手にはかつての王子様である暁生、そして守ろうとしたアンシーさえ含まれている。

少女革命ウテナ 第33話
夜を走る王子
カシラ、カシラ、ご存じカシラ。さて、次の三つのうち「永遠のもの」はどれでしょう? 1.ダイヤモンド、2.美しい想い出、3.モモの缶詰。

少女革命ウテナ 第33話| バンダイチャンネル|初回おためし無料のアニメ配信サービス

第33話では「本物の星は、見たくなかったんです。今夜の薔薇は、届きましたか?」というアンシーの印象的なセリフも登場する。アンシーの二つ名はバラの花嫁よりも魔女のほうが好き。


ウテナはただの明るい馬鹿に見えて、明るい馬鹿には違いないけど、意外と……なキャラ。テレビ版を大胆に再構成した劇場版だと尺の都合で最初からシリアスなキャラで、そっちはそっちで好き。