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野田先生が連載を通じて重視してきた「フェア」を体現するのが杉元とアシㇼパの関係なんだと思う。だったら自分はアンフェアでいい。鶴見と月島みたいなアンフェアは嫌だけど、鯉登と月島みたいなアンフェアがいい。好きな人がいたら守ってやりたいし、相手が望む道を進もうとしていても自分の考える正しい道に引き込みたくなる時はあるし、一緒にしようと言いたい時だけでなくするなと言いたい時だってある。寄りかかり合いたい。それが罪なら罪でいい。