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MIX連載開始直後のダ・ヴィンチのインタビューで、あだち先生は「赤い糸の物語」についてコメントしている。
オチは読まれていいんですよ。最後こうなるだろうってことは読者にわかってもらっていいし、そこは気持ち良く応えてあげたいなと思っている。とんでもないラストは、僕のマンガには必要ない。オチに辿り着くまでのぐちゃぐちゃ感が好きだし、その見せ方が勝負だと思うので。
これを信じるなら投馬と音美はくっつくはず。走一郎と春夏の期待度も高い。これまでの描写でラブコメ的に重要そうなのはこの辺。
- 走一郎はシスコンだが、投馬はもちろん夏野でも真剣に音美のことを思っているなら邪険にはしない。(第70話)
- 投馬と音美がくっつけば自分が「邪魔者」になることを走一郎は把握してる。(第63話)
- 音美は投馬のほうが走一郎より野球の素質が上だと最初から信じていた。
- 春夏の初恋の相手は投馬かもしれないという大山監督の冗談。(第24話)
- 兄が生まれた直後に亡くなっており、その後(女の子として)自分が生まれたことで父親をガッカリさせたと春夏は走一郎に打ち明けている。(第69話)