メモ帳用ブログ

色々な雑記。

日常と非日常、フィクションとメタフィクション

「守」繋がりというわけではないけど。

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実は日常ものが好きで、でもやはり自分で壊したくなるという押井守監督のスタンスが興味深かった。日常もののフィクションにメタフィクション的な茶々を入れて崩壊させる手法で成功したクリエイターほど、基盤となる日常の大切さをわかっている傾向が強い。メタ張りが成功するのはあくまで強固な本道あってこそ。そういう意味だと今のご時世ではメタものは受けにくいかもしれない。

あからさまなメタものをやるクリエイターは「神」を扱うことが多い。たぶん多くの人間にとって一番身近でわかりやすいメタの構造が、一神教的な神(クリエイター)と人類(クリーチャー)の構造だからだろう。宇宙人と人類という構造もよく見る。これからは高度に進化したAI(クリーチャー)と人類(クリエイター)という構造も増えそう。