メモ帳用ブログ

色々な雑記。

人間がどういう生物かという問いの答えは寄生獣の「心にヒマ(余裕)がある生物」ってのが一番好きだな。地球に対する「私は恥ずかしげもなく『地球のために』と言う人間がきらいだ… 何故なら 地球は初めから泣きも笑いもしないからな なにしろ地球で最初の生命体は煮えた硫化水素 の中で生まれたんだそうだ」って言葉も好きだ。
ただガイア仮説に対する間違った解釈の「人類というガン細胞を地球がアポトーシス!」がフィクションで溢れかえってた時代に育ったから、そっちもファンタジーとして嫌いじゃない。石器時代は自然の一部だった人類が思い上がって文明を築いたせいで自然から天罰が下される、みたいなのもその仲間だ。天気の子も新海誠監督の世代的にちょっとそういう文脈を前提にしているところがある。人間は自分や身近な人の幸せのために文明を築いて自然を遠ざけ、とうとう自然=神の恩恵から見放されてしまった、それでも大丈夫だと信じて生きていこう、みたいな。理のある考えかは置いていてそういう気持ちはわかる。