メモ帳用ブログ

色々な雑記。

日本だと江戸幕府の開国派が勝利して今も江戸幕府が続いているifものは普通にやれるし、やっても政治的・歴史的信条を勘ぐられることもないだろう。でも中国で清朝の洋務派が勝利して清朝が存続しているifものをやろうと思ったら、満州族による漢民族の統治が続いていることや、辛亥革命が起きなければ中華民国が生まれずさらに中華人民共和国も生まれないので共産主義革命的にはデリケートな事態になることなどをうまく処理しなければいけない。ハードルがとても高い。さらに清朝皇帝の愛新覚羅氏といえば、革命後、大日本帝国による傀儡王朝の満州国でお飾りの皇帝に担ぎ上げられたという点もとてもデリケートだ。
ところで日月同错の主人公・高皓光は1906年時点で12歳だ。
辛亥革命の始まる1911年には17歳という主人公にうってつけの年齢になる。日月同错の第二シーズンでは、いよいよ革命寸前の清朝で17歳になっている高皓光のシーンがスポット的に挿入されている。