メモ帳用ブログ

色々な雑記。

三眼は屍者である自分が天意に弄ばれていることに気がつくまで、その自覚がなかった。むしろ屍者となったことで天から解放されていると勘違いしているようだった。実際、屍者は「天命」からは解放されているようだ。死人であり命はないから。
『日月同错』では、运命・宿命などの「命」が入った単語は基本的に生者に対してしか使われない。
ただ屍者も人ではあるので、「天意弄人(天意は人を弄ぶ)」の対象からは逃れられない。屍者の多くが「天」の入った単語を連発することで実は天の支配から逃れられていないことをメタ的に強調している。
現在のところ、天命・天意などについて正しい知識があるのは三真法門の中でも最上位の姜明子や彼と同等以上の人間に限られているようだ。三真法門以外の人間で天命に抗う必要性を知っているものはほとんどいない。作中での天の支配の構造は第1シーズンラストまでに明確になる。
天→天命・宿命・运命→生者
天→不屍王(自然天象)→天意弄人・造化弄人→屍者