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色々な雑記。

冤罪の可能性がないといえ、趙炎の弟子たちはノリノリで軍人狩りに協力していたはずだ。相当数の行方不明者が出ていることは既に軍人の間で噂になっていた。屍者となった上官宵が趙炎に匿われてることすら知っていた弟子もいたかもしれない。それでも姜明子は殺すのは旧友だった趙炎・上官宵に留め、その弟子たちは求法者としての記憶を奪うだけで放免した。婦女暴行を働こうとする軍人は瞬殺する姜明子でもそういう判断はできる。
姜明子はおそらく身内を屍者に殺された過去があるのだろうし、もしかしたらその時は屍者になった身内を庇おうとしてより多くの身内を失う結果になってしまったのかもしれない。