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日月同错の重要なポイントは、人間は自分で選択したつもりでもそうではない、人間は運命や天意に操られている、という点だ。その残酷な運命の支配に抗えるのは三真同月令に選ばれた人間だけだとされる。
法屍者である三眼は南北朝時代も清末も突然黒山村に現れた。少なくない人間を餌食にし、多くの人間の運命を狂わせた。西暦1906年に借りを返すため白小小に能力を授けて自害した時も、白小小に選ばせたように見えて、自分を殺害する方法を誤魔化すことで自分の提案に同意せざるを得なくした。
そんな三眼も天意に弄ばれていた。
あの場で唯一運命を変えて本当の自分の選択ができる人間は高皓光しかいなかった。しかし高皓光は選択から逃げてしまった。